課題設定:情報世界と共進化

 ヒトと文化の共進化が、コミュニケーション能力を高めコストを下げて、集団規模を拡大する。インターネットは、「リアル世界」の制約を取り払い、不特定多数とつながるためのコストと遅延をほぼゼロとし、物理的スペースと複製コストがゼロの製品=コンテンツを無料で獲得できる「情報世界」を生み出した。


●インターネットのあちら側

 =「情報世界」の現状をふりかえる


 インターネットとWebが世界をつなぎ、権威に依存せずに誰もがコンテンツを作成して公開し、人々の才能を広め継承するための新しいコミュニケーション手段となる。大量の玉石混合のコンテンツが世界のどこかで誕生し、リンクとキュレーター(コンテンツを紹介する人)が良質のコンテンツを発掘する羅針盤となり、誰もがWebの波に乗って散策をはじめる。

 「世界中の情報を組織化(オーガナイズ)し、それをあまねく誰からでもアクセスできるようにすること」を目指すGoogleの登場が、インターネット世界のコミュニケーションを一変させる。検索ワードをもとにコンテンツへワープして周囲を見回す探索法は、広大なコンテンツ空間の中で目的をもったコンテンツ間の移動を可能とする。

 やがて、WebをプラットフォームとするYoutube、Facebook、Blogなどの舞台創造と閲覧の仕組みとiPhoneなどの観劇装置を通して、世界の情報を受け取り、意識し、ネットワークにフィードバックして記憶する、知覚と脳のアウトソースが浸透する。


●「情報世界」の経済圏


 インターネットのこちら側を「リアル世界」、あちら側を「情報世界」として分離して、「情報世界」に着目してその特性を確認しよう。

○ヒトの欲求と「情報世界」


 ヒトは自身の能力を道具、文化としてアウトソースして集団で分業することにより、欲求を満たすためのコストを下げ、より多くの欲求を満足するよう行動する。自動化により製品コストが低下し、衣食住の欲求が満足できるようになると、他者との関わりの中で居場所を求め、自己表現し、承認されることを優先するようになる。「リアル世界」では学校や会社などの組織に所属することにより欲求のターゲットを絞ることができるが、そこから踏み出すことができない閉塞感や大きな壁に覆われる。

 「情報世界」の登場はヒトの生活圏をいっきに拡大する。ヒトの有限時間を自由に使い、「情報世界」の中で様々なヒトと出会い、自己を表現し、認められるチャンスを得るための新天地がひろがる。「情報世界」における労働(=コンテンツの作成、評価、アクセス)には、固有のギブ・アンド・テイクの関係がある。唯一の消費財は、ヒトの有限時間だ。


○「情報世界」における産業構造:


 「情報世界」の産業を概観すると、無償のボランティアによる共産社会などではない価値交換の構造がみえてくる。

・一次産業: 情報の生産
 対価:アクセス数、より高い評価
 - コンテンツの生産
  Webページ、ブログ、音楽、映像、画像、ゲーム、広告、電子書籍など
 - コンテンツ間のつながり(リンク)の生産
 - コンテンツ閲覧履歴の生産

・二次産業: 加工情報の編集
 対価:アクセス数、より高い評価
 - 引用、加工・編集による二次コンテンツの製造
 - 興味をまとめ、良質のコンテンツを紹介するコンテンツの製造(キュレーターなど)

・三次産業: 情報流通サービスの提供
 対価:閲覧時間と閲覧履歴
 - コンテンツ、二次コンテンツの提案(検索、レコメンド等)

 「情報世界」の消費者=コンテンツの閲覧者は、自身の欲求を満足させるためにヒトの有限時間を支払い、興味のあるものを探し、閲覧する。

○価値の交換


 「情報の生産者」と「加工情報の編集者」はコンテンツを提供し、より良いコンテンツを提供したものが、より多くのアクセスや評価(いいね、★など)を対価として受け取る。

 「情報世界」の住民=閲覧者は、ヒトの限られた時間を割り当てる価値のある閲覧体験を常に探索する。情報流通サービス(Googleなど)は閲覧者が有限の時間を割り当てる「価値あるコンテンツ」の候補を提案し、閲覧者は興味を持ったコンテンツを閲覧することにより価値の交換を行う。

 情報流通サービスは、コンテンツ間のリンク、コンテンツの評価(★、いいね)、アクセス数などを集めてコンテンツを評価するために演算し、閲覧者の履歴から興味を推定して「価値あるコンテンツ」のリストを提案する。

人と情報流通サービス

    ヒトと流通サービスの共進化

 広大な「情報世界」における、コンテンツを介して市場化された価値交換のコミュニケーションは、動的に変化し脈動するネットワークと文化の構造を描きだす。


●集団とコミュニケーション

 、ヒトとコンテンツの共進化


 新しい道具によるコミュニケーションが、次の世代のリテラシー(表現能力)を育成する。インターネットでつながれる大規模な集団とあふれる大量のコンテンツが、確率的に優れた才能をうみ、優れたコンテンツや発明を生産する。

 コミュニケーションツール(検索エンジンなど)が、優れたコンテンツの発見と普及を促進し、淘汰圧がコンテンツをふるいにかけ、新しい文化の記憶・伝搬・学習をうながしていく。

 大規模な集団が確率的に生み出す多くの才能と、それを広め継承するためのコミュニケーション手段により文化とヒトの進化のサイクルが回り、そのサイクルが新しいコミュニケーション手段をうみ、集団規模を拡大するという共進化のサイクルが回り始める。「情報世界」におけるヒトと文化の営みは、かつてない規模の集団とコミュニケーションを発展させていく。

 ヒトの知識やノウハウは、コンテンツにパッケージされて文化として伝搬、継承される。情報空間の住人の間でかわされるコンテンツを介したコミュニケーションが、文化の伝搬、継承を促進する。ヒトの思考は成長過程におけるコンテンツの閲覧に影響を受けて変化し、ヒトの思考の変化が生成するコンテンツに影響を与えて共進化する。この遺伝子によらない進化の概念は、ドーキンスにより文化的遺伝子=ミームと名づけられた

 ヒトの集団がコンテンツを生成し、情報流通サービスというコミュニケーション手段を用いて「価値あるコンテンツ」を発見する。コンテンツとヒトの思考、集団規模とコミュニケーションの相互作用が編む共進化のサイクルが「価値あるコンテンツ」をうみ、集団の規模を拡大し、新しい流通サービスの創造がコミュニケーション能力を高め、コンテンツとヒトの思考の共進化を加速する。

文化とヒトの共進化

 ヒト、文化、集団、コミュニケーションの共進化


●課題設定


 「情報世界」におけるコミュニケーション、コンテンツ、ヒト、集団の未来をサポートし、共進化のサイクルを加速する道具のコンセプトを描くための課題を設定する。

○「情報世界」の景色をみる脳のアウトソース
 現実世界とヒトの脳をメタファーとして、「情報世界」におけるヒトのコミュニケーション能力(=情報探索能力)をたかめる道具について考える。

○メタコンテンツの生産
 「情報世界」はヒトをどのように進化させつつあるのかという視点から、自己表現する手段としてのコンテンツと道具について考える。

○複雑系に対する思考のアウトソース
 「情報世界」に適応するヒトの思考脳力の変化と、それを高めるためのアウトソースについて考える。

○マルチバース世界のプラットフォーム
 「リアル世界」、「情報世界」、「仮想世界」、多元化する世界で同時に生活するヒトの未来を支援するプラットフォームについて考える。

 以降の節では、「リアル世界」のすべてがインターネットにつながりつつある現代から、その延長線にある30年後の未来、そこにいたる共進化サイクルを促進する道具のコンセプトを具体化する。

⇒ フューチャー・リテラシー:インデックス

⇒ 「ミクロ・マクロ・ネットワーク」モデル解説(アイデア整理のテンプレート)
 ⇒ アイデア・プロセッシング実施方法(1):課題設定・情報散策 

⇒ 集団、文化、ヒトの共進化 (future-seeds.net)

参考書籍:
[1] 梅田望夫(2006), "ウェブ進化論 :本当の大変化はこれから始まる", 筑摩書房
[2] ジョセフ・ヘンリック(2019), "文化がヒトを進化させた :人類の繁栄と<文化-遺伝子革命>", 今西康子, 白揚社
[3] A.H.マズロー(1987), "改訂新版 人間性の心理学", 小口忠彦訳, 産業能率大学出版部
    Abraham Harold Maslow(1954), "Motivation and Personality (Second Edition)", Harper & Row, Publishers, Inc.
[4] リチャード・ドーキンス(2006), "qqqqqqq", 日高敏隆, 岸由二, 羽田節子, 垂水雄二訳, 紀伊国屋書店
    Richard Dawkins(1976/1989), "THE SELFISH GENE(30th anniversaty edition", Oxford University Pressq

ウェブ進化論――本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書) | 梅田望夫 | 工学 | Kindleストア | Amazon

文化がヒトを進化させた―人類の繁栄と〈文化-遺伝子革命〉 | ジョセフ・ヘンリック, 今西康子 |本 | 通販 | Amazon

人間性の心理学―モチベーションとパーソナリティ | A.H. マズロー, 小口 忠彦 |本 | 通販 | Amazon

利己的な遺伝子 40周年記念版 | リチャード・ドーキンス, 日高敏隆, 岸由二, 羽田節子, 垂水雄二 | 哲学・思想 | Kindleストア | Amazon

tag : フューチャーリテラシ, 複雑系, メディア, 未来, ミクロ・マクロ・ネットワーク, 未来予想

【閑話】パーソナル・アシスタントの一里塚: ナリッジナビゲータ

 1987年、Appleは当時のCEOジョン・スカリーが作成した著書をもとに、自社が目指すパーソナルコンピュータの未来を示すプロモーションビデオ「ナリッジナビゲータ(KnowledgeNavigator)」を公開した。筆者がこのビデオを観たのは、1992年ごろで、こんな時代が近づいているとワクワクしたのを覚えている。Appleが提供したHyperCardやMachintalk(音声合成)はその布石だったし、その後のiPadやSiriにつながる技術や製品を着実に実現してきた。




 開くとすぐに起動するノートサイズのパソコン、口パクする蝶ネクタイをつけたアシスタントが常駐し、音声認識で要望を聞き、流暢な音声合成で応答、音声とタッチパネルで操作する。ビデオ中で、大学教授のマイケル・ブラッドフォードが、友人のジル・ギルバート教授とアシスタントを介してコミュニケーションしている。


●「ナリッジナビゲータ」から抜粋


登場人物:
 教授: マイケル・ブラッドフォード教授
 KN: ナリッジナビゲータ・アシスタント
 ジル: ジル・ギルバート教授

教授:「前期からの講義ノートを見せてくれ」
教授:「まだ読んでいない最近の論文を出してくれ」
KN:「専門誌からですか?」

KN:多くの論文の中から、友人の論文をレコメンドして自動的に要約を読み上げる。

教授:「ジルに連絡してくれ」
KN:「連絡しましたが、ただいま席をはずしています」
  「先生から電話があったというメッセージは残しておきました」

教授:「フレゼン博士とかいった人が、5年ほど前、ジルの論文に反対していた論文を発表していたと思ったが」
KN:「~大学のフレミング博士です」と言って、該当する論文を紹介する。
その後、教授は論文中のデータ部分の表示を依頼

ブラジルの過去30年間の森林伐採率のマップ動画表示を依頼し、
ジルが、過去20年間のサハラ地域のシミュレーションを見せる。
教授が両方のデータをリンクして、その変化を同期して動画表示する。
さらに森林伐採量を年間10万エーカーに減らして影響を確認する。

KN:「先生のお話中にお母さんから「バースデーケーキを忘れずに』という電話がありました。」


●ナリッジナビゲータの前提となる技術


1)アシスタントとの対話による情報検索:①④

 アシスタントと対話しながら、情報を探し絞り込む。

 バックにある技術:
 ・連続する対話での情報絞込
 ・すでにアクセスした情報を把握
 ・曖昧検索
 ・情報の要約との情報マッチング

 スマートスピーカーには、まだこのレベルの絞り込みができる機能はない。有料アドオンでいいのでぜひ提供してもらいたいものだ。できれば音声で読み上げるのではなく、iPadやPCと連動して情報を表示もしてもらいたい。

2)情報のレコメンド:②

 いくつもある論文の中から、興味があるだろうものを自動的にレコメンドする。

 バックにある技術:
 過去に教授が読んだ論文を記憶して、同じジャンルの論文に絞り込み、以下の優先順でレコメンドする。
 ・過去に注目していた著者が書いた最近の論文をレコメンド
 ・過去に注目していた論文を読んでいる人達が最近注目した論文

3)データ表示とデータ比較:④⑤

 論文に記述されているグラフから元となるデータを得るのは難題だ。Webを自在にあやつる現代でも、論文は「紙」メディアに依存しているからだ。
 さらに、異なる場所で作成されたデータ群と、誰かが作成したシミュレーションを連結したり値を変えてみたりということは、技術的には難しくないにもかかわらずなかなか浸透しない。
 複数の学会が協力して、論文や公開情報のデータのフォーマットを統一する有用性に気づくことだけで実現できるはずだ。

 バックにある技術:
  ・データフォーマットの標準化 (特に論文、技術情報)
  ・ウェブなどでの標準フォーマット・データの連係表示機能

4)アシスタントを仲介するコミュニケーション:③⑥

 ヒトとヒトのコミュニケーションをアシスタントが仲介する方法は、2つ考えられる。

 バックにある技術:
 ・アシスタントどうしでのメッセージ交換
  ③でアシスタントは、ジルのアシスタントに向けて自動的に、「不在だったので電話をかけなおして欲しい」旨を伝言する。ヒトが伝言メッセージを残すコストを省略できる。

 ・第三者の音声を理解し、要約して伝える
  ⑥でアシスタントは、母親からの電話にバックグラウンドで応答、音声認識、要約を記憶し、教授の時間が空いたときに伝える。教授は、母親のメッセージを直接聞くことなく、アシスタントからの要約だけ聞くことができる。

  アシスタントによるコミュニケーションの仲介は、星新一の「肩の上の秘書」で登場する
 インコ・アシスタントが秀逸だ[1]。時間の無駄遣いに本人たちが気づいていないのがオチだ。
  営業:「~社のものだ。電気グモを買え」
  営業インコ:(商品の丁寧な長い説明)
  顧客インコ:「自動式の孫の手を買え、と言っています」
  顧客:「いらないわ」
  顧客インコ:「すばらしい~、とてもそんな高級品をそなえるほどの余裕が、ございませんもの」

 論文の検索でもそうだが、ナリッジナビゲータ・アシスタントはしばしば先読みして行動し、バックグラウンドで音声応対もこなす。ヒトは、マルチタスクでジョブをこなすことはできないが、アシスタントがサポートしてくれれば、ある程度マルチタスクを扱えるようになるだろう

 SiriやAlexaは、まだパーソナル・アシスタントの入り口でしかない。今後はヒトの時間をいかに圧縮できるかが課題であり、「ナリッジナビゲータ」は今後もその一里塚を示し、向かうべき方向をナビゲートするだろう。

参考書籍:
[1] 星新一(1971), "ボッコちゃん", 新潮文庫

tag : フューチャーリテラシ, 複雑系, メディア, 未来, ミクロ・マクロ・ネットワーク, 発想法, 未来予測

ミラーワールドをけん引するメディア:スマートグラス

 本節では、次節で「未来を読み解く」ためのベースとして、各企業などで計画されている未来について紹介する。

4.1 計画されている未来のコンセプト
実世界と虚像が共進化する世界:ミラーワールド
計画されている未来サービス
ミラーワールドをけん引するメディア:スマートグラス

--------------------------------------------------------

 未来の変化は、電話、ラジオ、TV、コンピュータ、インターネット、iPhoneがそうであったように、時代を変えるインパクトを持ったメディアとヒトとの共進化が引き金となる。当初は、ごくわずかな利用者しか注目せず、周囲のほとんどの人たちにはなぜそれを欲しがるのか理解できない。ところが一旦普及すると、手足と同じように手放せない存在となる

 そして、

      「未来を変えるヒントは必ず今ここにある」


 バーチャル世界と実世界を繋げるメディアとして、「今ここにある」のメディアはAR・VR機能を備えたメガネ、スマートグラス(AR/VRメガネ)だ。スマートグラスを、iPhoneのように常備するようになったとき、時代が大きく動き出す。

スマートグラスnorth-focal
          Googleが買収を決めたNorth社のFocals
    (https://www.digitaltrends.com/smartglasses-reviews/north-focals-review/#/6)


●携帯メディアの振り返り



 我々は、すでに忘れてしまっているが、iPhoneの発売から数年間は一部のマニアのデバイスであり、大多数がスマホを使いたいとは考えていなかった。iPhoneにつながる携帯メディアの略歴をふりかえってみよう。

・情報端末を持って歩きたい: ノートPC (東芝DynaBook, 1989年)
・いつでもどこでもコミュニケーション: 携帯電話(DoCoMo設立, 1991年)
・手帳代わりのメモや手帳: 電子手帳(ZAURUS, 1994年)

 1986年には7.7kgほどのMac Plusを専用リュックに入れて移動していた。仕事でノートPCを使うようになったのは、1997年ごろからだ。
 携帯電話は、無線通話だけでなくi-modeによる情報検索(1999年)、写メ(2002年)、GPS(2007年に搭載義務化)を合わせた統合携帯マシンとなった。方向音痴の筆者にとって、GPSはまさに手放せない存在だとなった。
 電子手帳の歴史は古いが、手帳として欲しいと思ったのはappleのnewton(1993年)からであり、初めて手にしたのはZAURUS(1994年)からだった。
 携帯音楽はウォークマン(1979年)がルーツであり、iPod(2001年)、iPod touchとiPhone(2007年)へと至る。iPodの成功がなければiPhoneが生まれることはなかったかもしれない。
 さらに、最近気軽に使われているTV電話(ビデオ通話)は、「2001年宇宙の旅(1958年)」で強烈な印象を残し、1970年の万国博覧会で多くの人たちが体験したが、電話会社が何度もトライするも普及のきざしはいっさいなかったのだ。

○iPhoneを使うきっかけ


 筆者と妻を例に、iPhoneを使うきっかけを例示してみよう。

■筆者(2009年、iPhoneが日本に上陸した翌年)
 電話、メールやGPS地図は携帯で十分だったし、重くなる、お財布携帯が使えないというデメリットがあったが、何よりWebを今ここで利用できること、電子手帳として使え、沢山あるCDをいっきに整理できる総合端末を持ち歩けるというのが魅力だった。

■妻(2014年)
 このころからスマホが一般層に広がり、従来の携帯を淘汰し始める。妻の初期のモチベーションは、なんといっても娘とLineができること。2020年からApple Watchも使いこなしている。

 新しいメディアを使うきっかけは様々だが、そこから思わぬ世界に牽引していく。スマホの普及は、人々の生活を一変させたのだ。


●スマートグラス(AR・VRグラス)の

ブレークスルーを考える


 2013年にGoogleグラスが開発者用に発売されてから、消費者向けの発売は未定のままだ。現在ARグラスが苦戦してい様子は、電子手帳のそれを想起させる。

 障壁となっているのは、メガネをかけているだけで撮影できてしまうプライバシー問題だが、現在のスマホのように撮影時には音を出すなどいずれ突破できるだろう。大多数が必要だと思っていないというのは、たいした問題ではない。

 マニアが使う初期段階では、Apple Watchの需要を取り込み、スマホと連携できるタイプをAppleやGoogleが発売する時がきっかけとなる。重量は、今のメガネと変わらず、必要な時にメガネにオーバーレイして表示する。

スマートグラスの初期スペック:
 ・AR/VR表示
 ・ジョギング中の健康情報AR表示などApple Watchの拡張機能を搭載し、音楽を聴くことができる
 ・現在位置を地図ARで確認、方角を矢印で表示する
 ・全国の建物や観光地のAR情報と、ポケGOのようなゲーム、室内の家電やスマートスピーカとの連動をキラーアプリとして標準搭載する

 すでにスマートリングが発売されているので、軽量化に課題はない。

スマートリング機能:
 ・スマホの着信通知の取得
 ・通話、音声アシスタント
 ・スマホの操作
 ・健康管理機能(心拍数、体温、睡眠段階、呼吸数など)
 ・キャッシュレス決済
 ・鍵の開閉

 さらに大きなブレークスルーとなるのは、近視・乱視・遠視、ブルーライトカット、サングラスといったメガネ機能をソフトウェアで自由に変更・調節できるうようになる時だ。網膜照射レーザー(QDレーザー社など)にも期待したい。  


●今考えられているバーチャル世界


 バーチャル応用サービスは、電脳コイル、マイノリティ・リポート、アイアンマン、レディ・プレイヤー1のようなSF世界を目指す。専門分野では、AR/VRゴーグルが先行して利用される。

電脳コイルNetflix
          ARグラス電脳コイル(Netflixより)
          (https://www.netflix.com/jp/title/81299264)

屋内でのAR/VRゲーム、eスポーツが牽引して次々と応用範囲が広がっていく。

・屋外:
 - 建物、バス停、景色に重ねてAR情報と広告を表示
 - ジョギング中にコース、心拍数や代謝、歩数や距離を確認
・医療:
 - バーチャル空間上での創薬、スクリーニング
 - 手術中にホログラムなどサポート情報を表示
・研究、教育:
 - バーチャル実験、シミュレーション
 - 病院、家からの遠隔通学
・ディスプレイ:
 バーチャル空間上でTV、映画、PCディスプレイ、書籍を表示
・体験、冒険:
 - 旅行、家具配置、ファッション・化粧品の試用
 - 宇宙空間、深海、秘境を探検
・生体機能拡張:
 - 顕微鏡、望遠鏡、超高速、超低速、俯瞰
・技術者育成:
 - 習熟者による新人教育
・遠隔オフィス:
 - 3次元TV会議、多地点オフィス連結


●クリティカルマスを突破すると、

 別次元の使い方が創造される


 従来なかったメディアの登場は、人とメディアの共進化により、人々の生活を考えてもいなかった方向に牽引し、世界中の時空間距離をいっきに圧縮、ゼロ距離社会を誕生させる。スマートグラスは、ヒトの空間という概念を変えてしまうのだ。
 例えば、皆が見ている映像をつなげ合わせて、リアルタイムの全方位3D空間をつくり、高速3Dストリートビューで実際に歩いているように海外を散歩できる。そのまま、店に入って現地価格で購入できる。今見ている景色の夜景や、紅葉を観るタイムシフトも可能となる。
 全世界中のすれ違う人と、自動翻訳で会話もできる。そんな度胸がない人に向けて、Lineのようにショートメッセージでの会話。その場所で行ったパフォーマンスを、設置して、世界中で共有する動画メッセージなど新しいコミュニケーションが次々と誕生する。

 スマートグラスの普及は、デジタルツインと実世界をつなげ、スマートグラスのバーチャル・ネットワークが新しい時代のインフラとなり、その上に新たなメタコミュニケーション・ネットワークを複合的に構築してゆくこととなる。ヒトが瞬時にそこに存在できる、ゼロ距離社会が誕生する。




参考書籍:
[1] ケヴィン・ケリー(2019), "Mirror World :デジタルツインへようこそ", 松島倫明訳, Wired, Vol.33
 参考:https://wired.jp/special/2019/mirrorworld-next-big-platform/
[2] 川口信明(2020), "2060 未来創造の白地図 :人類史上最高にエキサイティングな冒険が始まる", 技術評論社

tag : フューチャーリテラシ, 複雑系, メディア, 未来, ミクロ・マクロ・ネットワーク, 発想法, 未来予測

計画されている未来サービス

 本節では、次節で「未来を読み解く」ためのベースとして、各企業などで計画されている未来について紹介する。

4.1 計画されている未来のコンセプト
実世界と虚像が共進化する世界:ミラーワールド
計画されている未来サービス
ミラーワールドをけん引するメディア:スマートグラス

--------------------------------------------------------

 ヒト、クルマ、ロボット、都市、工場、家、家電、家具、産業(交通・クルマ、輸送・物流、金融、製造、医療、不動産・建設、小売、エネルギー、農林水産業)がミラーワールドに組み込まれていく。計画されている未来サービスの例を示し、それがもたらす変化を概観する。

ミラーワールド小2

         ミラーワールドとサービスネットワーク


●スマートシティ


 スマートシティはトヨタが静岡で実験都市を建設するなど、すでに具体化が進みつつある。今、スマートシティは人流や交通流をデジタル化し、サービスネットワークにフィードバックして動的適応し続ける未来サービスの提供を目指す。



         Toyota: Woven Cityイメージビデオ



○人流・交通流をリアルタイムにフィードバックする


 都市の建物や道路の上でヒト、クルマ、ロボットが移動し、ヒトの購入、観覧などの行動が常にモニタリングされる。リアルタイムの移動・行動、環境変化を把握し、次の移動先を予測して、店舗、ヒト、モノにフィードバックする。

街:
・熱環境変化と人流に合わせて、快適性(風、日陰、放水など)をコントロール

店舗:
・冷暖房の効率化
・顧客の誘導、接客準備、商品のレコメンド
・店舗への「いいね!」、需要予測

ヒト:
・ウェアラブルデバイスとの連携で、ヒトの興味や体調似合わせて、店舗紹介、喫茶店での休息、自販機、図書館、涼しい場所などをレコメンド

クルマ:
・ヒト、クルマの流量に合わせて、信号制御、制限速度を動的に変更
・イベント地域、車線数、車道と歩道を動的に変更

広告:
・デジタルサイネージ、掲示板での広告・情報提供

○環境情報をもとに快適性をコントロールする


・街の環境情報(をもとに): 大気質、CO2排出量、熱環境(土地の機構、気温、湿度、気流、熱放射、地表面温度など)
・快適性コントロール: 風、日陰、放水、植物・断熱材・熱伝導などを設置・制御
・交通制御: 交通流の制限、迂回路の案内

○移動手段を連携する


・自宅から目的地までの移動手段をつなげる
 無人バス・タクシー、シェアリングカー、レンタカー、既存の交通手段を連携・連動して、自宅付近に呼び出し、目的地まで効率の良い移動を提案、予約 
⇒クルマの個人所有を減少

○都市情報把握、シミュレーションにより都市をマネジメントする


・生活と都市環境での人流、交通流を観測し都市計画、観光戦略に反映
・物流の効率化
 

○災害に備える


・災害対策の事前シミュレーション
・災害時の動的状況をフィードバックし、避難誘導

○複数の都市で分業する


 隣接する異質な都市インタフェースの正規化・標準化によりネットワーク接続し、生活、教育、仕事、娯楽、研究を連携

分業都市の例:
・コンパクトシティ(行政や学校も含めた生活環境をコンパクトに近接)
・研究、ベンチャー企業などのクリエイティブ・クラスター
・巨大生産拠点
・自然や季候など快適性を重視した都市
・娯楽・テーマパーク など


●スマートファーム


 スマートファームは、労働力をロボットに代え、環境情報や農作物・畜産物の状況をリアルタイムに把握し、農作業にフィードバックする遠隔管理システムを構築しつつある。さらに、作物の育成から宅配までの一貫したサプライチェーン・コントロールを目指す。

○大規模植物工場をロボットで遠隔運用する


・ロボット工場ネットワーク:
 ネットワークでつながりあった規格化された屋内外ロボット工場でプロのノウハウと育成データを分析・共用して誰でも無農薬で熟して、味が良く、栄養豊富な作物を育成
・遠隔コントロール:
 ドローン、ロボットで遠隔監視、遠隔制御で、栄養、環境(温度、湿度、炭酸ガス)、土壌(灌水、栄養、菌)、病気、作物の播種、移植、収穫、出荷調整まで一貫して管理
・流通・調理の連携:
 食材宅配、ロボット調理器、プロのレシピと連携して流通から調理完成までの流れを連結
・ノウハウ共有ネットワーク:
 さらにノウハウ共有ネットが発展すると、環境条件に合わせて最適な飼育方法を調整する最適条件コントロール、絵を描くように品種改良


●ロボットへの分業


 今後、AIの名のもとにさまざまなサイズのロボットが陸海空そして体内まで進出、ヒトの一部や全部のルーティーンを学習、代替してサポートし、労働人口の減少、高齢化する社会を支えるインフラとなっていく。

メルティン

          メルティンMMI (https://www.meltin.jp/news/168/

・パーソナル・ワークボット:
 - 個人用の安価な作業ロボット
 - 農作業、安価な試作・製造、ロボットとの共同作業

・ウェアラブル・ロボット:
 - スポーツコーチング、eスポーツ
 - 高齢者、障がい者サポート、義手・義足、搬送支援、自動走行車椅子

・サポート:
 - 介護、家政婦、医療(手術、遠隔手術)

・ナノ・ロボット:
 - 体内で健康状態を監視・記録、遠隔診断、体内回診、予兆医療、緊急通知

・遠隔分身ロボット:
 - 海外旅行、遠隔勤務、遠隔作業、宇宙・深海作業、病院から通学
 

 計画されている未来サービスの一例を列挙した。スマートシティ、スマートファーム、スマートファクトリー、スマートオフィス、スマートホームなどの各分野において、ヒトの活動をロボットやサービスに分業し、その利用履歴を収集、分析・解析してサービスにフィードバックする情報循環、動的適応制御が、今後の共通する傾向となってゆく


実世界と虚像が共進化する世界:ミラーワールド
ミラーワールドをけん引するメディア:スマートグラス 

参考書籍:
[1] ケヴィン・ケリー(2019), "Mirror World :デジタルツインへようこそ", 松島倫明訳, Wired, Vol.33
 参考:https://wired.jp/special/2019/mirrorworld-next-big-platform/
[2] 川口信明(2020), "2060 未来創造の白地図 :人類史上最高にエキサイティングな冒険が始まる", 技術評論社

tag : フューチャーリテラシ, 複雑系, メディア, 未来, ミクロ・マクロ・ネットワーク, 発想法, 未来予測

実世界と虚像が共進化する世界:ミラーワールド

 本節では、次節で「未来を読み解く」ためのベースとして、各企業などで計画されている未来について紹介する。

4.1 計画されている未来のコンセプト
実世界と虚像が共進化する世界:ミラーワールド
計画されている未来サービス
ミラーワールドをけん引するメディア:スマートグラス

--------------------------------------------------------

 Google検索、iPhone、Google Earth、 ストリートビュー、ポケモンGOが示した道筋の延長に、今後数十年の壮大な未来が計画されている。超高速ネットワークの上に多層に重なって広がるバーチャル・ネットワークをベースとして、実空間におおいかぶさり巨大に広がるamazonモデル。大量のサービス支援を通して、ヒトとモノ、モノとモノをつなぎ、あらゆる行動履歴をトレースして、分析・モデル化した情報を実生活に循環させる。 

 現実世界とデジタルツインが情報とメタ情報を循環し、相互に影響を与え合いながら動的に適応、変化し続ける。

●社会環境の変化と影響


超グローバル化とフラット化:
 グローバル世界からの人材参入が、大国資本主義を脅かす。仮想世界が現実世界の大規模な分断・分散化を促し、世界規模・国家規模でフラットなネットワークでつながる社会を広げる。

超高齢化:
 先進国の高齢化による労働人口の不足が、動的に適応する柔軟な組織へと企業のあり方を変える。10数人程度の小さなチームが動的に連携する企業、複数のチャネルで社会につながる個人、共同組合で助け合う企業なき労働形態など多様なコ・ワーキングが世界を変えてゆく。

バーチャル化:
 グローバル化とフラット化、コ・ワーキングの浸透により、物理的な実態を持たないバーチャル国家、バーチャル企業が誕生し、物理とバーチャルの両方に拠点を持つ、マルチチャネル型のワーカー、生活スタイルが国家、企業、地域社会という概念の見直しを迫る。

※コ・ワーキング:
 事務所スペース、会議室、打ち合わせスペースなどを共有しながら独立した仕事を行う共働ワークスタイルを指す。一般的なオフィス環境とは異なり、コワーキングを行う人々は同一の団体には雇われていないことが多い。
 ウィキペディア(2021/5/21)より
  https://ja.wikipedia.org/wiki/コワーキング


●ミラーワールドとデジタルツイン


ミラーワールド小
       
                     ミラーワールドの構成イメージ

 書籍や商店だけでなく、ホーム、教育、都市、マネーや企業、国家までも巻き込んで、リアルとデジタルが混在する世界が構築されようとしている。現実世界にあるすべてのヒト、場所、モノをデジタル世界=デジタルツイン(デジタルの双子)に投影するミラーワールドでは、合わせ鏡のように現実世界とデジタルツインが相互作用し、爆発的なスピードで共進化を繰り返す。  
 今後、生まれる様々な用途向けのサービス -- 交通、輸送・物流、金融、製造、医療、不動産・建設、小売、農林水産業、エネルギーなどのあらゆる産業支援、人びとの生活支援 -- がネットワークで接続・連携していく。「サービスネットワーク」を通して相互に情報交換・融合・複製し、連携・協調・組み合わせて編集しながら、「分析・モデル化ネットワーク」によりデジタル情報に変化して現実世界をデジタルツインに取り込み、「情報抽出ネットワーク」によりデジタルツインから各サービス毎の用途に応じて情報を選別して抽出し、現実世界にフィードバックする


●ミラーワールドにおけるフィードバックループ


 当初、ミラーワールドはモデルサービルや新規ビジネスとして、個別に構築される。現実世界に向けたサービスネットワークが利用者やモノの情報を収集し、デジタルツインに記憶し、デジタルツインから必要な情報を引き出し、サービスネットワークを通して利用者への支援を通してフィードバックされる。サービスの利用と、それを通した情報のフィードバックループが、現実世界とデジタルツインの共進化をうながす

ミラーワールド
  
   ミラーワールド:現実世界とデジタルツインが共進化する世界


○収集する: デジタルツインへの情報収集


 現実世界からデジタルツインへの情報収集は、多様なサービスのネットワークを経由して集められる。

サービスネットワーク例:
・各種産業やインフラ、危機管理のために配置される監視カメラやセンサーのネットワーク
・金融・株式・経済指標などの経済情報ネットワーク
・ウェアラブルデバイス情報ネットワーク(ヒトの位置、健康管理、写真・動画)
・電子製品と家電のネットワーク
・自走カーを含む、支援ロボットとロボット連携のネットワーク
・環境情報(気温、湿度、騒音、....)ネットワーク
など

 現実世界をそのままデジタル化しても、情報量が膨大すぎてサービスにフィードバックして活用することはできない。現実世界の情報は、その用途毎に分析・モデル化ネットワークによりモデリング、デジタル情報化してデジタルツインへ送り込まれる。

分析・モデル化ネットワークでのモデリング例:
 ・統計処理、特徴量を圧縮
 ・シミュレーション
 ・イメージ化、パターン認識
 ・機械学習
 ・ヒトの利用傾向として圧縮(ヒトとヒト、ヒトとモノの距離など)

 デジタルツインは、モデル間でかわされる相互作用(情報交換、相互演算)により、より複合的なものへと変わっていく。



○記憶する: デジタルツインへの記憶


 現実世界にあるものすべての場所(地図、道路、建物、部屋、...)やモノ、ヒトが情報化され、デジタル情報としてデジタルツインに投影される。

デジタルツインへの記憶の例:
・地形、植生、道路、建物、部屋、家具や家電の配置などの3次元地図
・リアルタイムのヒトやクルマ、ロボットの移動、移動先の予測
・リアルタイムの環境情報(天気、気温、気圧、湿度、CO2濃度、...)
・社会、経済状況
など

○引き出す: デジタルツインからの情報の引き出し


 デジタルツインの記憶はサービス毎にあつかいやすく加工されるが、それでも膨大な量を扱わなければならない。膨大なデジタルツインの記憶から、目的に応じて情報を選別して引き出す技術が、用途毎に構築される。

情報抽出ネットワークによる情報の選別例:
・検索、フィルタリング
・マッチング
・レコメンド


○支援する: 未来サービスとサービス連携


 未来サービスは、当初は用途毎に個々に発生するが、互いに情報交換・連携することにより統合サービスへと変わっていく。

・リアルタイムに情報を提供・予報する
 各地の気象、災害情報の提供と予報

・自動化する、ロボット化する
 スマートシティ、スマートファーム、スマートファクトリー、スマートオフィス、スマートホーム、スマートカー

・ロボットでサポートする
 医療、高齢者、障がい者、遠隔分身、ナノロボット

・シミュレートする
 都市デザイン・予測、社会生活デザイン・予測、実験、創薬

・バーチャルとリアルを連携する
 職業訓練、手術補助、創薬、実験、旅行、リアルに重ねてAR情報表示

・ウェアラブルで健康を管理する、ライフログを記録する

 ミラーワールドは、個別の目的で徐々に構築され、しだいに相互連携して浸透する。

 ・モデル都市、自動運転カー
 ・情報・商品売買プラットフォーム
 ・スマートホーム、ウェアラブルデバイス
 ・スマートファーム、スマートファクトリーなどの作業自動化と遠隔管理
 ・スマートオフィス、コ・ワーキング

 分断されていた各サービスの協調と競合を共進化させるエコシステム、共通基盤プラットフォーム、相互インタフェースの規定と連携がブレークスルーとなり、ある瞬間を境にミラーワールドが現実世界と切り離せない存在となってゆく



参考書籍:
[1] ケヴィン・ケリー(2019), "Mirror World :デジタルツインへようこそ", 松島倫明訳, Wired, Vol.33
 参考:https://wired.jp/special/2019/mirrorworld-next-big-platform/
[2] 川口信明(2020), "2060 未来創造の白地図 :人類史上最高にエキサイティングな冒険が始まる", 技術評論社
[3] リンダ・グラットン(2012), "ワーク・シフト :孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉", 池村千秋訳, プレジデント社

tag : フューチャーリテラシ, 複雑系, メディア, 未来, ミクロ・マクロ・ネットワーク, 未来予測, 未来を読み解く,

プロフィール

佐藤基

Author:佐藤基
『フューチャー・リテラシー -- 過去・現在・未来、複雑系の未来を読み解く』
を執筆中。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
ブロとも一覧
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR